A Bridge from Japanese to English
日本語から英語への橋渡し

ActEnglishとは英語で演技をしてみたい俳優志望・俳優の人向けの日本語演技から英語演技への橋渡しをするワークショップです。

英語は話せなくても大丈夫。中学英語がわかれば十分です。演技経験も問いません。

現在はニューヨークからのオンラインレッスンになりなります。グループレッスンのスケジュールは、スケジュールページよりご覧いただけます。プライベートレッスンも随時受け付けてます。

NEWS

グループレッスン(90min) 4,500yen→3,500yen
プライベートレッスン(60min) 7,500yen→6,500yen

Exercises
練習内容

Connection 英語と体の筋肉(心)をコネクトさせるゲーム
まずは、英語と体をコネクトさせるところから。頭だけを使って英語を話すところから、日本語のように自然発生的に、そして体の動きがそれについてくるようになるのを目指します。日本語脳から英語脳へ誘導するウォームアップから始めましょう。
・I see...? 目に見えるものを英語でいう練習。脳を英語モードにしていく。
・SVO Game 自分が今やっている行動を英語でそのまま言う。筋肉と英語のコネクト。英語と日本語の違いって? 
・Moments 与えられたテーマの中で自分の話をしてみる。心で見えるものを言ってみよう。
Pronunciation 国際発音記号(International Phonetic Alphabet)に基づいた徹底的な発音訓練
日本語にはない音や音の法則を練習します。ActEnglishでは、「発音矯正」という考え方はしていません。発音を治すんではなく、新しい発音(アメリカ英語という名の方言と言ってもいいでしょう)を「習得」するだけです。治そうとすると力んでしまう。けど「習得」はより自然に、誰でもできます。
・Vowels and consonants 英語の母音と子音の徹底的な理解と練習。二重母音、三重母音って?
・Stress-timed language 英語のリズムとは?英語と日本語の決定的な違いにここで気づきます。
・Intonation 音の連続=文章になった場合、どのような癖が自分は出やすいのか?それぞれのレベルに応じた練習を行います。

How to Act(in)English? 英語で台詞を話すということは?
ここで初めて演技的な要素を入れてみます。一個のセンテンスにどのような「行動」的特徴=ACTIONがあるのか?Actionとは動詞です。(相手を)操る manipulate 、励ます encourage など。それを一個の的 Focal point=相手役に送る練習をします。英語での表現力とは何か?考えてみましょう。

・Speak with an action それぞれの台詞に「ゴール」があるとしたら?例えば、相手を笑わせることがゴールなら?
・Speak to whom? 喋ってる相手が誰かによって、話し方は変わってきます。英語でもそれが日本語みたいにできるように。
・Your real action 今、自分が本当に言いたいことや話したいことを、ゴールを意識して言うと?嘘のない演技とは?
Scenes 台本を使った英語のワンシーン
それぞれの人に合った題材を選び、その人に今、必要なものをコーチングしていきます。発音なのか?体と言葉のコネクションなのか?英語で話すことに抵抗がある精神的な部分をほぐしていくのか。個々のレベルに着目してゆっくり進めていきます。
・Objectives このシーンにおける役の目的は?何を達成したいのか?
・Obstacles この役が達成したい目的に向けてどんな障害があるのか?
・Character and actions その障害を役はどのように乗り越えようとするのか?

このようにまずは台本を読んでみます。次に、役作り。

・Why? なぜ役はその目的を達成したいのか?
・How can you relate to that? その役を自分はどのように共感できるのか?自分の中でそれと似た体験を見つけられるか?
・Say it in Japanese その台詞を日本語になんとなく訳して言ってみたら、どう感じるのか?日本語・英語両方で何度かやってみる。だんだんその差を感じなくなるように。

If you are... 
ActEnglishはこんな人向け

・将来海外で演劇留学をしてみたい
・海外で俳優として活動したい
・英語でのオーディション準備をしたい
・英語で演技をやったことがないので、基礎から慣れたい
・海外で俳優活動をしているが、なかなかついて行けない
・発音を磨きたい
・英語でのコミュニケーション能力を向上させたい
・海外ドラマ、映画が好き
・使える生の英語フレーズをもっと知りたい
・普通の英会話レッスンだとなかなか伸びない

It’s just THE BEST English lesson!
英会話としてのActEnglish

もともと2017年にこのActEnglishを始めたきっかけは、演技や俳優が云々以前に、英語でお芝居することが英会話を上達させる一番の近道であると私自身が確信したからです。俳優だけではなく、一般の人にも、このワークショップを受けて頂きたいです。

英会話のテキストを考えてみてください。初心者バージョンから上級まで、フレーズやシチュエーションで埋め尽くされています。What time did you wake up today? I woke up at 9am. /I studied geography in my college. I see, what was your second major? などなど。

台本は究極のロールプレイです。台本は生きた英語の英会話教材です。そして、俳優は何度も何度も実際に動きながら同じ台詞を言います。嫌でもフレーズは覚えてしまいます。しかも頭だけではなく体で。習得のプロセスとは、

知識の紹介(単語の意味、文法、フレーズ)→理解→暗記(テストの場合はここで終わり)→アウトプット(使うことで慣れる)→知識と体のコネクトが完了→習得

それが本当の意味での「習得」であって、英語で演技をすることは丸暗記を超越した究極の英会話レッスンなのです。

Schedule

毎週 水曜日20時クラス(現在不定期開催中)
ワンレッスン 1時間半 
*続けて受ける必要はありません。来れる時で構いません。
Place 

Zoom レッスン
東京レッスン 休校中
NY レッスン 不定期

Contact

お申込み・質問
actenglish.est2017@gmail.com
件名に体験レッスン希望とお書きください。Zoom linkを返信いたします。

Lesson fee 
料金

初回無料
グループレッスン(1時間半)  ¥3,500 or $33
プライベートレッスン(1時間) ¥6,500 or $63

*グループレッスンは12人以下の少人数です。

支払い方法は基本PayPalでお願いしています。メールにて詳細を送ります。

Private Lesson
ActEnglishではプライベートレッスンも好評です。現在は、ニューヨーク、ロサンゼルス、東京、名古屋からオンラインプライベートレッスンを受けてらっしゃる生徒さんがいます。具体的なオーディション準備や発音指導など、より密に個々の明確な目的に合わせて、コーチングをやっていきます。基本は1時間です。

こんな人に
英語でのオーディションを控えている
海外で演劇学校へ既に通っているが、授業についていけない
自分にあった発音練習をしたい

Why is it important?
なぜActEnglishが必要なのか?
私自身、日本で俳優活動を10年ほどやっていました。アメリカに行こうと思いたったとき、

「どうせぇ英語はある程度できるし、お芝居なんて台本があるんだから、それが英語で書かれてるだけで丸暗記したら大丈夫でしょっ!」

なんて軽い考えでいましたが。。

いざ英語で演技を始めてみると、心は何も感じない!!!脳では喋っている内容がわかっていても、なんだかしっくりこない、ただ言葉を話してるだけの感覚に何度も陥りました。

ActEnglishでもよくやりますが、英語が第一言語ではない人にアメリカの演技コーチはよく、「君の母国語でこの台詞を言ってみて」なんて指導することがあります。なんとなく台詞を日本語に訳して言ってみると、心にしっくりくるんです。

その違いには本当に驚きます。これはどういうことかというと、言語と心のコネクションの話です。
もしもあなたの母国語が日本語ならば、人生のほとんどの経験は日本語でしてきたと思います。そして演技では、役は必ず何かしらの行動をしています。行動は筋肉の記憶です。演技として相手を喜ばせるシーンでも、そこで体が覚えているのは今まで何度か自分の人生の中でやってきたであろう人の喜ばせ方です。それが急に英語になった場合、簡単に言ったら脳が今何をやっているのかわからない状態になります。日本語だと、脳は過去に同じようなことを場面は違えど何度も経験しているので、しっくりくるわけです。

さらに、発音の問題が表現の前に立ちはだかる場合もあれば、果たしてその台詞のフレーズに言い慣れているのか?(役はそのフレーズを即座に思いついたわけです)という壁もあります。これらの問題を一つ一つ対処し、練習できる場は少ないです。必要なのは橋渡しの場。海外に行ったら、ネイティブと同じレベルを要求されるので尚更です。

ですので、英語でも母国語のように生き生きと演技をしたいのであれば、脳に英語と筋肉の新しい回路を作ってあげる訓練が必要なのです。そのコネクションを作ってあげることがActEnglishの目的です。

Teacher’s Profile
SATOSHI DELEANU

岐阜県生まれ。ルーマニアと日本のハーフ。母国語は日本語。12歳の時からインターナショナルスクール(京都インターナショナルスクール、サン・モールインターナショナルスクール)に入る。英語が話せなくて苦労。その点ではネイティブの講師よりは、英語が母国語ではない皆さんの気持ちがわかると思います。21歳より、プロとして俳優活動スタート。ドラマ、舞台を中心に出演。その傍ら、「嘘のない演技とは何か」という疑問から現アイゼ・スタジオにて「緊張を取る」の著者、伊藤丈恭氏に師事。スタニスラフスキーシステム及びリー・ストラスバーグメソッドに明け暮れる。リー・ストラスバーグの愛弟子、Zen Hirano氏より直接指導を頂く。2017年に渡米。同年8月に渋谷にてActEnglish開校。ニューヨーク HB Studioでの2年コースを修了。故ウタ・ハーゲンの弟子Karen Ludwig氏に師事。マイズナーテクニックをDavid Deblinger氏やRochelle Oliver氏より教わる。在学中にはオフブロードウェイ舞台、映画に出演。MultiEthnic Talent Managementに所属。現在、ニューヨーク在住。