英会話としてのActEnglish

It’s just THE BEST English lesson!

もともと2017年にこのActEnglishを始めたきっかけは、演技や俳優が云々以前に、英語でお芝居することが英会話を上達させる一番の近道であると私自身が確信したからです。俳優だけではなく、一般の人にも、このワークショップを受けて頂きたいです。

英会話のテキストを考えてみてください。初心者バージョンから上級まで、フレーズやシチュエーションで埋め尽くされています。

Mike: What time did you wake up today?
Jane: I woke up at 9am. 

Ash: I studied geography in my college. 
Will: I see. what was your second major?

よくある会話例ですが、 考えてみたら全てシチュエーションが設定された「台本」です。実際のドラマ、映画、舞台などの台本を取ってみたら、英会話として初級編から上級編まで様々な会話例を抜粋することができます。何より、台本は生きた英語の英会話教材です。正直、TOEICや英検などの会話例はごく基礎的なもの、もしくはTOEFLのように格式張った学術的なもので、実際にニューヨークの路上では聞いたことのないような言い回しにバンバン出くわします。多くの綺麗な英会話教科書は、そんなものは教えてくれません。台本には、実際にプロの脚本家が書いた本当に人々が使うフレーズがたくさん載っているのです。
台本は究極のロールプレイです。そして、俳優は何度も何度も実際に動きながら同じ台詞を言います。嫌でもフレーズは覚えてしまいます。しかも頭だけではなく体で。習得のプロセスとは、

知識の紹介(単語の意味、文法、フレーズ)→理解→暗記(テストの場合はここで終わり)→アウトプット(使うことで慣れる)→知識と体のコネクトが完了→習得

それが本当の意味での「習得」であって、英語で演技をすることは丸暗記を超越した究極の英会話レッスンなのです。